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代表メッセージ

松野鋳造所 代表弊社は1914年(大正3年)に木型業として初代松野一(当時16歳)が静岡県島田市にて開業し、1928年(昭和3年)に鋳物工場を新設、1940年(昭和15年)に合資会社松野鋳造所を設立致しました。開業から約100年、これまで数多くの皆様に支えられ、現在に至ること、厚くお礼申し上げます。

地元には、東海道五十三次の23番目の宿場町である島田宿があり、また東海道の難所の一つである暴れ川と称され、また“箱根八里は馬でも越すが、越すに越されぬ大井川”と詠われる大井川がございます。そしてその大井川にかかる蓬莱橋は「世界一の長さを誇る木造歩道橋」と言われており、過去よりこの大井川を活用とした林業及び木材産業が活発であったため、製材機械メーカーが多々存在し、初代松野一が木型業を始めとして鋳物業の設立に至ったと聞いております。

弊社は2008年(平成20年)に工場を島田市坂本へ移転し、鋳物屋の課題である3Kを脱却すべく、これまでの製造方法を一新し、人工砂及びアルカリフェノール樹脂への全面切り替えを実施致しました。また弊社はロボット部品を数十年に亘り製造させて頂いており、複雑形状な製品や他ではできない製品などの製造も可能であると自負しております。

現在の鋳物業界は後継者問題や若者の現場離れ、そして職人が減少する中での技能の継承問題など数多くの問題提起がされております。しかし、弊社は人材を人財とし、若手から中堅、そしてベテランの職人を大切に、そしてよりスキルアップすべく社内教育や外部研修などに積極的に参加させております。

弊社は初代から言い伝え守られてきた“より良い製品を、より速く、確実に!!”というモットーを大切に、日々の業務に取り組んでおります。これからも本質を見極め、常に時代の流れに沿った、皆様に信頼される優良企業を目指し従業員一丸となって努力してまいります。

今後とも変わらぬご指導ご鞭撻の程、何卒宜しくお願い致します。

松野 一治